日本でも40GB版PS3発売、39,800円
新「プレイステーション 3」(CECHH00シリーズ)
2007年11月11日発売 希望小売価格39,980円(税込)
40GBのHDDを標準搭載し、2色で登場
クリアブラック(CECHH00)/セラミック・ホワイト(CECHH00 CW)
~PS3®専用ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK®3)~
2007年11月11日発売決定 希望小売価格 5,500円(税込)
SCE、39,980円の新「PS3」を11月11日発売
-SACDやPS2互換機能、USB端子を省略し、低価格化
うわー、やっちまったよ。日本でも、PS2との互換性、SACD対応を削除した廉価版PS3を発売。PSソフトの再生には対応。価格は39,980円。発売は11月11日。現行20GBモデル、60GBモデルはそれぞれ約5,000円の値下げ。20GBモデルが44,980円、60GBモデルが54,980円に。また、10月17日以降は、新規購入者に「スパイダーマン3」のBDをプレゼントするキャンペーンを実施。配布枚数は20万枚だそうです。
まあ、60GBモデルからHDDの容量を20GB、SACD対応、PS2互換機能、USBポート2個、カードスロットを削除して15,000円差(10月17日に行われる値下げ前と比較すると、20,000円差)、20GBモデルに20GBのHDD容量と無線LANを足し、SACD対応、PS2互換機能、USBポート2個を削除して5,000円差(値下げ前と比較すると、10,000円差)なら、SACD不要・PS2は実機が稼働中という人にとってはいいかもしれませんが…。割安感は感じませんね。つか、この価格設定だったら私は60GB版を買いますよ(20GB版の方が魅力的だけれど、20GB版はすでに所有しているから)。人にお勧めするのは20GB版、ということで。機能が少ない分、ノイズの発生が少ないので、60GB版よりも20GB版の方が映像・音声の再生品質は高いと思われます。
新40GBモデル - (20GB HDD + 無線LAN) + SACD再生 + PS2互換 + USBポート2個 = 20GBモデル。PS3で本格的に楽しもうと思ったら40GBのHDDでも足りないので、どうせHDDは大容量のものに換装することになります。私は160GBのHDDに換装しており、すでに100GB近く使っています。どうせ換装するなら、出荷時に搭載されているHDDの容量は大して問題ではありません。無線LANは、PSPと連携させなければ無意味でしょう。PSPと連携させる場合でも、すでに無線LANのアクセスポイントを所有している場合は、そちら経由で可能です。5,000円差なら、20GBモデルを選ぶ人も多そう。
欧州・北米と違って、日本では20GBモデル・60GBモデルが"在庫限り"だとは明言されていませんが、そうである可能性もあります。PS2互換機能や高音質なSACD出力機能が欲しい人は、10月17日以降に20GBモデルを購入しておいた方がいいかもしれません。
他に特筆すべきことは、消費電力が下がっていること。現行PS3はMAXで380Wだったのが、280Wまで低下。重量も軽くなっています。空気を取り入れるための穴も少なくなっているようなので、チップセットに変更があった可能性が高いと思われます。分解記事やリーク情報待ちになってしまいますが、そろそろ65nmプロセス版のCell B. E.を搭載してもおかしくない時期です。…と思っていたら、チップセットは90nmのままだそうで。
DUAL SHOCK 3の価格と発売日も決定。11月11日、5,500円。SIXAXISとの価格差(SIXAXISが5,000円なので、わずか500円追加するだけで振動機能が手に入る)を考えると、リーズナブルです。ただし、なんと同日に発売される新型PS3には同梱されず。SCEの経営陣はいったい何を考えているのか。
PSPという傍流はありますけど、これで"将来にわたって互換性を維持する"というプレイステーションの美学の一端がもろくも崩れ去ってしまいました。プレイステーション直系ではないPSPですら、一部のソフトに限られますが、PSソフトとの再生互換性を有しています。プレイステーションを名乗るなら、これを"ゲーム機"として成功させたいなら、HDDやSACD、無線LAN、Bluetoothなどを削除するのは許されても、PS2との互換性は決して削ってはいけない部分でしょう。
また、"ゲーム機"ではなく"PS3"として見ても、久夛良木氏の目指した全てのエンターテイメントを取り込む究極の"エンタテイメントコンピュータ"の思想が、どんどん骨抜きにされていっているようで、正直見るに堪えません。久夛良木氏がSCEを離れたことによる弊害が、こんなに早く現れるとは。現在は"ゲーム機"として普及を目指す、エンタテイメントコンピュータはその後だ、というようなことをSCEの平井氏は言っていますが、将来"エンタテイメントコンピュータ"として発展させるつもりがあるのなら、SACD対応は削ってはいけない部分でしょう。
いったいPS3をどんなプラットホームにするつもりなのか。このような無様な迷走を続けるSCEを、私は支持しません。
実際の所は、北米のようにPS2互換機能搭載・SACD再生対応の上位版(20GB, 60GB, 80GB版)と、それらをディスエーブルにした廉価版(40GB)の併売という形に、欧州・日本ともに持って行くつもりだと思います。北米は現在60GB版と80GB版が販売されており、60GB版は在庫限り。PS2互換機能・SACD対応を削除した40GB版が11月2日に投入され、60GB版の在庫がなくなった時点で80GB版の価格が現行60GB版と同等に下げられる、という予測がされています。近い将来、北米では$399の40GB版(PS2互換機能なし、SACD非対応)と$499(あくまで予測)の80GB版(PS2互換機能あり、SACD対応)の併売に移行することがほぼ確定しています。欧州でも、60GB版の在庫がなくなったら、北米の80GB版と同等のモデルが投入されるでしょう。もしくは、Play TV対応の大容量モデルか。日本でも同様の措置がとられると思います。日本の消費者は40GB版を選ばないでしょうから、現時点で40GB版を発表したのは、10月17日以降の現行モデル値下げで、現行モデルの在庫処分を加速させるための"おとり"としての役割が大きいんじゃないかと勘ぐってしまいます。そうして、20GBモデルと60GBモデルの在庫がなくなった時点で、PS2との互換性が若干低下した(EE+GSを搭載していない)80GBモデルを49,980円~59,980円程度で投入、以降は40GBモデルと80GBモデルとの併売になるのでは。
現在PS3が売れていない最大の原因はソフトが少ないこと、と言われていますが、これは徐々に解決していく問題です。年末にかけて評価の高いタイトルが何本も投入されますし、2008年以降は大作ラッシュが控えています。ここで問題になるのがPS3についたネガティブイメージ。せめてPSやPS2のスタート価格である39,800円程度にまで値段が下がらないと、そもそもPS3を購入の対象として見てくれない消費者が非常に多くいる。そこに、新型PS3の39,980円という価格を提示し、PS3を"現実的に購入できる"ゲーム機として認識してもらう。その上で、上位モデルである20GB版、60GB版、将来投入されるであろう80GB版と比較してもらう、と。
"プレイステーションの美学"には反すると思うし、非常に残念な事態だと思いますが、今回発表された40GB版PS3が単なる廉価版であり、エントリーモデルであり、Xbox360におけるコアシステムのようなものだったら、これもアリかな、と思います。高機能高価格路線のPS3と、シンプル低価格路線のPS3に分化するのだったら、大きな問題ではありません。むしろ、シンプル路線との乖離が許されるなら、高コストな機能を搭載した高価格なPS3が発売される可能性が出てきたということから、歓迎できることなのかも知れません。そうなる可能性は結構高いと思っていますが、SCEからそういう発表が何もないので、安心できません。ストリンガー体制のSONY本社、平井体制のSCEなら、何をやってもおかしくないという不安もあります。
2007年11月11日発売 希望小売価格39,980円(税込)
40GBのHDDを標準搭載し、2色で登場
クリアブラック(CECHH00)/セラミック・ホワイト(CECHH00 CW)
~PS3®専用ワイヤレスコントローラ(DUALSHOCK®3)~
2007年11月11日発売決定 希望小売価格 5,500円(税込)
SCE、39,980円の新「PS3」を11月11日発売
-SACDやPS2互換機能、USB端子を省略し、低価格化
うわー、やっちまったよ。日本でも、PS2との互換性、SACD対応を削除した廉価版PS3を発売。PSソフトの再生には対応。価格は39,980円。発売は11月11日。現行20GBモデル、60GBモデルはそれぞれ約5,000円の値下げ。20GBモデルが44,980円、60GBモデルが54,980円に。また、10月17日以降は、新規購入者に「スパイダーマン3」のBDをプレゼントするキャンペーンを実施。配布枚数は20万枚だそうです。
まあ、60GBモデルからHDDの容量を20GB、SACD対応、PS2互換機能、USBポート2個、カードスロットを削除して15,000円差(10月17日に行われる値下げ前と比較すると、20,000円差)、20GBモデルに20GBのHDD容量と無線LANを足し、SACD対応、PS2互換機能、USBポート2個を削除して5,000円差(値下げ前と比較すると、10,000円差)なら、SACD不要・PS2は実機が稼働中という人にとってはいいかもしれませんが…。割安感は感じませんね。つか、この価格設定だったら私は60GB版を買いますよ(20GB版の方が魅力的だけれど、20GB版はすでに所有しているから)。人にお勧めするのは20GB版、ということで。機能が少ない分、ノイズの発生が少ないので、60GB版よりも20GB版の方が映像・音声の再生品質は高いと思われます。
新40GBモデル - (20GB HDD + 無線LAN) + SACD再生 + PS2互換 + USBポート2個 = 20GBモデル。PS3で本格的に楽しもうと思ったら40GBのHDDでも足りないので、どうせHDDは大容量のものに換装することになります。私は160GBのHDDに換装しており、すでに100GB近く使っています。どうせ換装するなら、出荷時に搭載されているHDDの容量は大して問題ではありません。無線LANは、PSPと連携させなければ無意味でしょう。PSPと連携させる場合でも、すでに無線LANのアクセスポイントを所有している場合は、そちら経由で可能です。5,000円差なら、20GBモデルを選ぶ人も多そう。
欧州・北米と違って、日本では20GBモデル・60GBモデルが"在庫限り"だとは明言されていませんが、そうである可能性もあります。PS2互換機能や高音質なSACD出力機能が欲しい人は、10月17日以降に20GBモデルを購入しておいた方がいいかもしれません。
他に特筆すべきことは、消費電力が下がっていること。現行PS3はMAXで380Wだったのが、280Wまで低下。重量も軽くなっています。空気を取り入れるための穴も少なくなっているようなので、チップセットに変更があった可能性が高いと思われます。分解記事やリーク情報待ちになってしまいますが、そろそろ65nmプロセス版のCell B. E.を搭載してもおかしくない時期です。…と思っていたら、チップセットは90nmのままだそうで。
DUAL SHOCK 3の価格と発売日も決定。11月11日、5,500円。SIXAXISとの価格差(SIXAXISが5,000円なので、わずか500円追加するだけで振動機能が手に入る)を考えると、リーズナブルです。ただし、なんと同日に発売される新型PS3には同梱されず。SCEの経営陣はいったい何を考えているのか。
PSPという傍流はありますけど、これで"将来にわたって互換性を維持する"というプレイステーションの美学の一端がもろくも崩れ去ってしまいました。プレイステーション直系ではないPSPですら、一部のソフトに限られますが、PSソフトとの再生互換性を有しています。プレイステーションを名乗るなら、これを"ゲーム機"として成功させたいなら、HDDやSACD、無線LAN、Bluetoothなどを削除するのは許されても、PS2との互換性は決して削ってはいけない部分でしょう。
また、"ゲーム機"ではなく"PS3"として見ても、久夛良木氏の目指した全てのエンターテイメントを取り込む究極の"エンタテイメントコンピュータ"の思想が、どんどん骨抜きにされていっているようで、正直見るに堪えません。久夛良木氏がSCEを離れたことによる弊害が、こんなに早く現れるとは。現在は"ゲーム機"として普及を目指す、エンタテイメントコンピュータはその後だ、というようなことをSCEの平井氏は言っていますが、将来"エンタテイメントコンピュータ"として発展させるつもりがあるのなら、SACD対応は削ってはいけない部分でしょう。
いったいPS3をどんなプラットホームにするつもりなのか。このような無様な迷走を続けるSCEを、私は支持しません。
実際の所は、北米のようにPS2互換機能搭載・SACD再生対応の上位版(20GB, 60GB, 80GB版)と、それらをディスエーブルにした廉価版(40GB)の併売という形に、欧州・日本ともに持って行くつもりだと思います。北米は現在60GB版と80GB版が販売されており、60GB版は在庫限り。PS2互換機能・SACD対応を削除した40GB版が11月2日に投入され、60GB版の在庫がなくなった時点で80GB版の価格が現行60GB版と同等に下げられる、という予測がされています。近い将来、北米では$399の40GB版(PS2互換機能なし、SACD非対応)と$499(あくまで予測)の80GB版(PS2互換機能あり、SACD対応)の併売に移行することがほぼ確定しています。欧州でも、60GB版の在庫がなくなったら、北米の80GB版と同等のモデルが投入されるでしょう。もしくは、Play TV対応の大容量モデルか。日本でも同様の措置がとられると思います。日本の消費者は40GB版を選ばないでしょうから、現時点で40GB版を発表したのは、10月17日以降の現行モデル値下げで、現行モデルの在庫処分を加速させるための"おとり"としての役割が大きいんじゃないかと勘ぐってしまいます。そうして、20GBモデルと60GBモデルの在庫がなくなった時点で、PS2との互換性が若干低下した(EE+GSを搭載していない)80GBモデルを49,980円~59,980円程度で投入、以降は40GBモデルと80GBモデルとの併売になるのでは。
現在PS3が売れていない最大の原因はソフトが少ないこと、と言われていますが、これは徐々に解決していく問題です。年末にかけて評価の高いタイトルが何本も投入されますし、2008年以降は大作ラッシュが控えています。ここで問題になるのがPS3についたネガティブイメージ。せめてPSやPS2のスタート価格である39,800円程度にまで値段が下がらないと、そもそもPS3を購入の対象として見てくれない消費者が非常に多くいる。そこに、新型PS3の39,980円という価格を提示し、PS3を"現実的に購入できる"ゲーム機として認識してもらう。その上で、上位モデルである20GB版、60GB版、将来投入されるであろう80GB版と比較してもらう、と。
"プレイステーションの美学"には反すると思うし、非常に残念な事態だと思いますが、今回発表された40GB版PS3が単なる廉価版であり、エントリーモデルであり、Xbox360におけるコアシステムのようなものだったら、これもアリかな、と思います。高機能高価格路線のPS3と、シンプル低価格路線のPS3に分化するのだったら、大きな問題ではありません。むしろ、シンプル路線との乖離が許されるなら、高コストな機能を搭載した高価格なPS3が発売される可能性が出てきたということから、歓迎できることなのかも知れません。そうなる可能性は結構高いと思っていますが、SCEからそういう発表が何もないので、安心できません。ストリンガー体制のSONY本社、平井体制のSCEなら、何をやってもおかしくないという不安もあります。
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